『わろてんか』藤吉(松坂桃李)と栞(高橋一生)が相撲。イノッチ「男子は二人になるとだいたい相撲する」-第45回

感想・評価わろてんか

感想可視化ネットワーク図

(記事内の各図・グラフの意味はこちら

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『わろてんか』第8週・第45回(2017年11月22日8時0分~)を視聴した感想・評価の記事です。

前回の記事はこちら

前回も悪くない評価だったんですが、今回も良い評価になりました。

藤吉(松坂桃李)の使い方、やっと正解が見えてきた感じ。この路線なら悪くないです。いい感じです。

 


この記事の目次

各キャストの影響度(言及数)

まず、SNSのデータを用いて主要キャストの言及数を比較します。これにより各キャストのドラマへの影響度分析をします。

役名キャスト言及数グラフ

1位は伊能栞役の高橋一生さん。相変わらずの強さで1位。今回はサービスシーン連発。チンドン屋をやったり、藤吉と相撲をとったり。

2位は北村藤吉役の松坂桃李さん。やっと彼の使い方の正解が見つかった。今回は良かった。これまでになかった表情も観れたと思う。この路線でお願いしたい。

 

3位は秦野リリコ役の広瀬アリスさん。娘義太夫として東京で有名になっていた。忙しそうだ。藤吉は彼女に電話をかけて、風鳥亭への出演を打診しようとしたが・・・できなかった。

 

4位は藤岡てん役の葵わかなさん。前回の冷やし飴の件を栞に褒められる。才覚の人。

 

5位は藤吉の母・啄子(つえこ)役の鈴木京香さん。何度も言うが彼女に寄席を経営させればよいのではないか。今回は、藤吉と栞をチンドン屋にさせて、女性客を取り込む戦略を発案。成功する。

 

6位は武井風太役の濱田岳さん。ラストに登場。なにか悪い知らせを持ってきたようだ。

 

ハイライト・名場面(あらすじ含)

今回の盛り上がりグラフです。SNSで盛り上がった時間帯の分析をしています。キャスト別の盛り上がりもグラフ化していますので、お気に入りのキャストの出演時間帯をおよそ把握できます。

キャスト別ハイライト名場面グラフ

以下、各盛り上がりポイント(★マークの時点)について説明します。

チンドン屋の栞・老婆の腰を治癒

★4分30秒(盛り上がり度:78)

啄子の発案で、藤吉と栞がチンドン屋になり通りを練り歩いたシーン。

 

イケメン男子で女性客を取り込む戦略。栞も「夕方から夜おそくまでやってまーす!」などと張り切っていた。

 

栞は前回、てんの才覚を見込んで藤吉に「おてんさんを貸してほしい」とお願いしていた。啄子はその見返りとして、栞にチンドン屋をさせたのだ。

 

腰が曲がったおばあちゃんが一人、「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏」と言いながら栞の元へやってきた。

栞が「あらら、どうされました? ぜひ風鳥亭にお越しください」と言うと、そのおばあちゃんの背筋はたちまちピンと反り返った。

藤吉はすかさず「腰も治る風鳥亭どないですかー?」と言って、周囲の笑いをとった。

 

この時点のSNSでの反応:

曲がった腰直ったwwww
老女の腰まで治す栞さまの顔面ww
一生にチンドン屋やらすとはw

 

平日昼の興行を始める

★7分30秒(盛り上がり度:50)

イケメンチンドン屋によって、女性客の取り込みに成功しつつあった風鳥亭。

栞の発案で、平日昼の興行を始めることになった。女性は昼の方が時間がある。

 

お客さんはまあまあ入った。藤吉は満足した様子だったが、啄子はこんなもんじゃ満足できんと言わんばかりだった。

 

藤吉と栞、突然の相撲

★14分30秒(盛り上がり度:84。今回最高の盛り上がり)

藤吉が栞の事務所の電話を借り、東京のリリコにかけた。

リリコの活躍は新聞で報じられており、藤吉は風鳥亭への出演を打診しようとしていた。

だが藤吉は、リリコに打診できなかった。リリコは、もうすぐ憧れの小屋・帝国座に出演できるかもしれないという。そんなリリコを大阪に呼び戻すわけにはいかなかった。

 

栞は、藤吉の心を見透かしていた。

 

栞「分かるよ。つらいな経営者は

藤吉「あああああ(顔を手で隠して)・・・辛い

栞「ははは」(藤吉を小突く)

藤吉「なんや」(小突き返す)

栞「やるか?

藤吉「やるか?よっしゃ

 

二人、相撲を始める。

二人「のこったのこった

 

この時点のSNSでの反応:

なんで相撲? www カワイイ
はー。よきキャッキャウフフ
なにこのイチャイチャw

 

以下の節では、あらすじ又はネタバレや、史実・原作に基づく解説などが含まれます。

その他あらすじ、ネタバレ等

今回は、昼営業を始めた藤吉が、太夫元の寺ギン(兵動大樹)に芸人の追加を依頼するシーンもあった。だが、寺ギンに断れた。

寺ギンは、小屋の器の問題とともに、席主である藤吉の器の問題も指摘した。

 

今回のラストでは、風太が風鳥亭に現れた。

深刻そうな顔をしている。

 

てんの父・儀兵衛(遠藤憲一)は、てんが借金に藤岡屋を訪れた時点でかなり病気が進行していた。

次回はてんが、儀兵衛が亡くなったことを知ることになる。

 

ここまであらすじ・ネタバレ・解説部分でした。

数値化された評価と感想

冒頭に掲載したのは、SNSのデータを基にした共起ネットワーク図です。感想の可視化・分析を目的に掲載しています。再掲します。

感想可視化ネットワーク図

右上の「イノッチ 男子 相撲」が気になると思うが、直後のあさイチで有働アナとイノッチの以下のような会話があった。

 

イノッチ「男同士で相撲とっちゃってねぇ

有働「あんなんするの? 男子?

イノッチ「します。男子はしますよ、だいたい

有働「本当に?

イノッチ「二人っきりになったらだいたい相撲しますから

有働「嘘でしょ!?

 

最後にSNSのデータを基にした評価を確認します。

評価グラフ

面白い」が平均値程度、「総合」は平均を大きく超えた。

やっとよくなってきた。

何より藤吉の使い方が良かった。これだよこれ。松坂桃李さんは情けない男を演じるより、チンドン屋やったり、笑顔で悔しがったり、男同士でイチャイチャしたり相撲したりと、そういう路線が良いと思う。今回の栞の事務所で見せたような「辛い」と言い方とか、好きだ。本当はこれまでも「憎めない、愛されるクズ」みたいなものが表現できるとよかったのだろうが、どうもそれはできなかった。そこは仕方ない。切り替えていこう。

 

さて次回はまた転機が。

感想・評価わろてんか

Posted by tomo