『わろてんか』藤吉(松坂桃李)がますますクズになり、てん(葵わかな)の堪忍袋の緒が切れる-第52回

感想・評価わろてんか

感想可視化ネットワーク図

(記事内の各図・グラフの意味はこちら

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『わろてんか』第9週・第52回(2017年11月30日8時0分~)を視聴した感想・評価の記事です。

今回は、ついにてんの堪忍袋の緒が切れました。物理的に!!


この記事の目次

各キャストの影響度(言及数)

まず、SNSのデータを用いて主要キャストの言及数を比較します。これにより各キャストのドラマへの影響度分析をします。

役名キャスト言及数グラフ

1位は北村藤吉役の松坂桃李さん。寄席をもう一軒手に入れようと奔走しているようだが、てんから見ると遊んでいるようにしか見えない。

2位は藤岡てん役の葵わかなさん。藤吉に対する不満が溜まっている。その不満を、堪忍袋に吐き出してきたが・・・。

 

3位は伊能栞役の高橋一生さん。てんに、藤吉にはっきり気持ちを伝えたほうがいいと助言する。

4位は寺ギン役の兵動大樹さん。元坊主の太夫元。亡くなった人にお経を唱えるより、生きている人を落語で救ったほうがよいと考えこの世界に入ったようだ。

 

5位は武井風太役の濱田岳さん。寺ギンのもとにいる。いつかてんや藤吉と一緒に仕事する流れになりそうだ。

6位は秦野リリコ役の広瀬アリスさん。てんと藤吉の長男・隼也の世話をしている。よかれと思ってやっているのかもしれないが、てんからすると不満(リリコに任せている藤吉への不満であるが)がある。

 

ハイライト・名場面(あらすじ含)

今回の盛り上がりグラフです。SNSで盛り上がった時間帯の分析をしています。キャスト別の盛り上がりもグラフ化していますので、お気に入りのキャストの出演時間帯をおよそ把握できます。

キャスト別ハイライト名場面グラフ

以下、各盛り上がりポイント(★マークの時点)について説明します。

藤吉、金を持っていく

★9分30秒(盛り上がり度:72)

藤吉が、芸人に渡すはずの給金を、新しい小屋を購入するための手付金として流用、持っていってしまった。

てんは「これがないと困るんです」と言うが、藤吉は「悪いようにはせん。みんなの給金はちょっと待ってもらおう」と言って、金を持っていってしまった。

この時点のSNSでの反応:

藤吉が最低すぎる
藤吉ウザくね?
藤吉…またやってしまった

 

堪忍袋の緒が切れる

★13分30秒(盛り上がり度:74)

夜。

てんは藤吉を責めた。家族をかえりみず、いまだに兜を買ってこない藤吉に「兜を囲んで一緒に隼也の成長を祝うことが大事なんとちゃいますか?」と言った。

 

藤吉は開き直ったように「わかった。兜買うて来たらええんやろ!?」と発言。

これでてんの堪忍袋の緒が切れ・・・いや堪忍袋が爆発してしまった。

 

てんは「もう、何も話しとうありまへん」と藤吉に告げた。

この時点のSNSでの反応:

堪忍袋の尾が切れた!!
なに軽く逆ギレしてんのこの人
藤吉はすぐ開き直るな

 

てんが言った「兜を買ってきて・・・」のくだりは、何も兜にこだわっているわけではなく、(兜の件に象徴されるように)家族をかえりみてほしいというてんの気持ちを伝えたのだ。

だが藤吉は、「兜買うきたらええんやろ」と言ったので、てんはついに我慢の限界となった、ということだ。

 

てん、藤吉に口をきかなくなる

★14分30秒(盛り上がり度:75。今回最高の盛り上がり)

翌朝。てんは本当に藤吉に何も話さなくなった。

藤吉が「ご飯よそってくれるか?」「醤油取ってくれ」などというが、てんは無言でご飯をよそって醤油をとった。

てんは独り言のように「いただきます」と言って食事を始めた。

この時点のSNSでの反応:

無言wwwww
藤吉ざまぁ!
飯ぐらい自分でよそえ!

 

以下の節では、あらすじ又はネタバレや、史実・原作に基づく解説などが含まれます。

その他あらすじ、ネタバレ等

今回、藤吉が芸人たちの給金を他の小屋を買う手付金として流用した時、芸人たちは反発したものの結局てんに免じて許した・・・というくだりがあった。

 

これはおそらくてんのモデルである吉本せいの実話がアレンジされていると思われる。

吉本せいは、使用人を雇う金がなかったこともあり、芸人たちの世話を自ら行っていた。

芸人たちからみれば、ご寮さんである吉本せいから直接世話をされていたので、その恩に報いたいと思うようになる。

金がなかったから仕方なくやっていた行為が、結果的に良い方向に行った、という事例の一つ。

 

ドラマ内では、てんはそんなに芸人の世話をしていることもなかったけど。

ここまであらすじ・ネタバレ・解説部分でした。

前回の記事はこちら

数値化された評価と感想

冒頭に掲載したのは、SNSのデータを基にした共起ネットワーク図です。感想の可視化・分析を目的に掲載しています。再掲します。

感想可視化ネットワーク図

最後にSNSのデータを基にした評価を確認します。

評価グラフ

今回も壊滅的な評価となった。

今回も藤吉の問題が続く。藤吉が亡くなるまで我慢するしかないのだろうか。これまでも藤吉について散々書いてきたため、そろそろ書くことがないので、このドラマに関するSNSでの調査結果を一つ紹介。

松坂桃李さんの演技については、SNS上で話題になるが、彼の演技をSNS上(Twitter)で批判的(苦手、下手、大根など)に指摘すると、複数の妙なアカウントに絡まれてしまう(そして中傷される)事例が多くあることがわかった。そうやって絡まれてしまった人は、感想などの発信を萎縮してしまうおそれがあると危惧している。

本来ドラマやキャストに関する感想は自由に発信されるべきだし、賞賛、批判それぞれあるのが健全だと思う。それがドラマを良くしていくことにもつながるし、注目されることにもつながると思うのだが。