『わろてんか』リリコと栞が抱擁、おトキちゃんは風太の暴言を立ち聞き-第78回
NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『わろてんか』第14週・第78回(2018年1月5日8時0分~)を視聴した感想・評価の記事です。
今回はリリコ回でしたね。活動写真の女優としては葛藤の時期です。
各キャストの影響度(言及数)
まず、SNSのデータを用いて主要キャストの言及数を比較します。これにより各キャストのドラマへの影響度分析をします。
1位は秦野リリコ役の広瀬アリスさん。
2位は武井風太役の濱田岳さん。おトキちゃんのことが好きなのが最近バレバレなのだが・・・。
3位は藤岡てん役の葵わかなさん。
4位は伊能栞役の高橋一生さん。わがままなリリコに振り回される人。
5位はトキ役の徳永えりさん。風太が自分の悪口を言ってるのを聞いてしまう。
6位は北村藤吉役の松坂桃李さん。
7位はキース役の大野拓朗さんでした。
ハイライト・名場面(あらすじ含)
今回の盛り上がりグラフです。SNSで盛り上がった時間帯の分析をしています。キャスト別の盛り上がりもグラフ化していますので、お気に入りのキャストの出演時間帯をおよそ把握できます。
以下、各盛り上がりポイント(★マークの時点)について説明します。
朝ドラ名物の立ち聞き
★7分(盛り上がり度:36。今回最高の盛り上がり)
風太とキースの会話。前回、キースとトキが活動写真デートにでかけていた。
キースは「おトキちゃんからなんも聞いてへんのか?」などと言う。
キースに「おトキちゃんのことが好きなんか?」と指摘された風太は、「好きなわけないやろ。俺は気の強い女子は苦手や。化粧っ気もないしやな。あんなん女子言えんわ」などと暴言。
しかしその暴言を、おトキちゃんが立ち聞きしていた。風太ピンチ。
だがトキは、そんな風太の元から黙って去ってしまった。風太、拍子抜けだが・・・。
この時点のSNSでの反応:
「風太、まるで中学生やないかw」
「このバカ!!」
「これは風太アカンわ」
栞とリリコが抱き合う
★8分30秒(盛り上がり度:34)
リリコは女優だが、台本にしたがって「好きでもない男を抱きしめる」のを拒否する。
そんなリリコを伊能栞は説得しようとするが、リリコは「ほな、あんたはうちを抱きしめられるんか? 無理やろ」と言った。
栞は黙ってリリコを抱きしめ「日曜から撮影だ。必ず来るんだ。いいね」と言った。
リリコは去っていく栞に「あんたもだいぶ愛情に飢えてるんやな。こんな台本作らせて」と言った。
この時点のSNSでの反応:
「栞様に抱擁されたい」
「キャーーー栞さぁーーーーーん」
「なんつー良い画よ」
リリコ、本気を出す
★14分30秒(盛り上がり度:33)
リリコの指導に不満を言った安来節乙女組の4人を、てんが一喝した場面。
乙女組の4人は改心して、リリコに「もう一度お願いします」と指導を頼んだ。
てんからも「この子らがほんまもんの芸人さんになれるよう、稽古つけたっておくれやす」と言った。
リリコは、「こんなことやる気なかったけど、こうなったらうちも本気出すしかないな」と、本気の指導を始めた。
この時点のSNSでの反応:
「先生も生徒の思いを受け止めた時に成長する」
「リリコさまの火が点いた」
「まあ、物を教えるほうが成長するというやつですね」
その他あらすじ、ネタバレ等
今回はリリコの回だった。
リリコは北村笑店に頼まれて安来節乙女組の指導をするが、乙女組のメンバーはその「あかん、あかん」と言われるばかりの指導に反発。
その後、リリコは栞との前述のシーンがあって、そこでは自分の女優としての活動に悩んでいる様子がうかがえた。
後半では、リリコが「本気で」乙女組を指導する場面があった。
SNS上でも多くの指摘があったが、このいわば指導役、先生としてのリリコの経験が、自分の女優活動にも影響を与えていく・・・という展開になるはず。
数値化された評価と感想
冒頭に掲載したのは、SNSのデータを基にした共起ネットワーク図です。感想の可視化・分析を目的に掲載しています。再掲します。
最後にSNSのデータを基にした評価を確認します。
今回もやや低めの評価となってるが、このドラマにしては高い方だ。順調だともいえる。
今回はリリコの回だったが、てんの動きも注目だった。てんが乙女組の4人に「言いたいことがあるなら言って」と言いつつ、4人がリリコに対する不満を述べると、てんは「あんたら、甘えるのもいいかんげんにしい!」と叱責した。4人にしてみれば理不尽な話である。
4人の不満はもっともだと思うのだが、このあたりからブラックなおてんちゃんになっていくのだろうか。
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