『わろてんか』藤岡屋が大阪・道修町に支店を設ける。現在に続く「薬の町」-第82回

感想・評価わろてんか

感想可視化ネットワーク図

(記事内の各データ・グラフの意味はこちら

連続テレビ小説(朝ドラ)『わろてんか』第15週・第82回(2018年1月10日8時0分~)の感想・評価の分析記事です。

引き続き関東大震災のくだりですが、伊能栞に苦悩が訪れています。

 

また、久しぶりにてんの妹のりんが登場。大阪・道修町に藤岡屋の支店を設けたとのこと。道修町は現在でも、名だたる薬関連企業の本店、支店が並ぶ町です。


この記事の目次

キャスト影響度

まず、SNSのデータを用いて主要キャストの言及数を比較します。これにより各キャストのドラマへの影響度分析をします。

 

各キャスト言及数・関連語分析

SNSの投稿データから、各キャストに言及している投稿数、言及しているユーザー数、および主な関連語(括弧内はの数字は出現度)を示します。

伊能栞 役 高橋一生

投稿数:254(1位), ユーザ数:166(1ユーザあたり1.53回)
関連語:伊能(68), 栞(166), 高橋(43), 一生(50), 志乃(48), 母親(16), お金(10), 売った(10), 様子(8), 表情(7), 卵焼き(6), 売名(4), 文春砲(3)

1位は伊能栞役の高橋一生さん。志乃を見たときから、明らかに動揺している。後半では、マスコミが彼を嗅ぎつけて、震災への寄付を「売名行為」などと言われることになる。

志乃 役 銀粉蝶

投稿数:98(2位), ユーザ数:66(1ユーザあたり1.48回)
関連語:志乃(83), 銀粉蝶(19), 記憶(10), 母親(9), キース(9), 思い出す(5), 卵焼き(3)

2位は志乃役の銀粉蝶さん。記憶喪失中である。が、後半では何か思い出したような顔を。卵焼きは甘い。

りん 役 堀田真由

投稿数:54(3位), ユーザ数:41(1ユーザあたり1.32回)
関連語:りん(54), 堀田(1), 真由(1), 久しぶり(4), 可愛い(3), 着物(3)

3位はりん役の堀田真由さん。てんの妹。ひさしぶりに登場。救援物資を届けてくれた。

てん 役 葵わかな

投稿数:54(4位), ユーザ数:45(1ユーザあたり1.20回)
関連語:てん(52), 葵(4), わかな(4)

4位はてん役の葵わかなさん。

舶来屋キース 役 大野拓朗

投稿数:44(5位), ユーザ数:38(1ユーザあたり1.16回)
関連語:舶来屋(0), キース(42), 大野(1), 拓朗(1), キーちゃん(3), 志乃(12), アサリ(12), お母ちゃん(3), PTSD(3), イケメン(3)

5位は舶来屋キース役の大野拓朗さん。地震後のショック(PTSDのような?)を受けて、お笑いどころではないようだ。

北村藤吉 役 松坂桃李

投稿数:32(6位), ユーザ数:30(1ユーザあたり1.07回)
関連語:北村(3), 藤吉(26), 松坂(3), 桃李(4), 鋭い(3)

6位は北村藤吉役の松坂桃李さん。

 

他の関連語

SNSに投稿されたこのドラマに関する関連語です。各単語の共起関係については冒頭に掲載した共起ネットワーク図もごらんください。

関連語:記憶 喪失(106), 売名 行為(25), 手切 金(19), ハヤブサ 隼也(16), ひよっこ(13), 思い出し(13), さあ食べ とくれ(10), 様子 おかしい(10), マスコミ(10), 記憶 戻る(10), 甘い 卵焼き(10)

今回も、栞と志乃に関連する言葉が多い。

ハイライト・名場面(あらすじ含)

今回の盛り上がりグラフです。SNSで盛り上がった時間帯の分析をしています。キャスト別の盛り上がりもグラフ化していますので、お気に入りのキャストの出演時間帯を把握できます。

 

各盛り上がりポイント(★マークの時点)について説明します。

珍しく鋭い藤吉

★3分30秒:盛り上がり度:25
この時点の関連語:藤吉(5), 栞様(4), 様子(2)

藤吉が、栞の様子がおかしいことを指摘した場面。藤吉は栞が志乃に向かって「あなた」と言っていたのを聞き逃さなかった。「ああ、人違いだった」と言いつつ、明らかに動揺する栞。それをじっと見つめるてん。

この時点のSNSでの反応:

栞さま明らかな動揺
珍しく藤吉さんが勘が冴えてる
藤吉さん変なところで鋭いなw

不自然な栞

★9分30秒:盛り上がり度:41(今回最高の盛り上がり)
この時点の関連語:栞様(7), 志乃(4), 思い出し(3)

志乃が、昼ごはんを作ってきた場面。しかし栞は志乃に背を向けた。そんな栞に、志乃は「あんた、言葉からして東京の人だろ」と言った。

志乃が、昼ごはんの味見をさせようとして栞に近づいたところ、栞はとっさに彼女の手を振り払って拒否した。が、次の瞬間には栞は我に返り、彼女の手をにぎりいたわった。見つめ合う二人。志乃は「あんた・・・青っちろい顔しているね」と言った。

この時点のSNSでの反応:

行動が不自然すぎる栞くん
栞様の様子がとっても変
記憶が戻るきっかけは、伊能さんになりそうですね

この直後の場面で、栞は藤吉とてんに、志乃が自分の実の母親だと打ち明けた。栞が妾の子だというのは既知の情報であるが、それが志乃だった。

栞によれば、志乃は彼を伊能家に売った。その際に、志乃は多額の手切れ金をせしめたという。それ以来、音沙汰なし。

マスコミ、栞をかぎまわる

★14分30秒:盛り上がり度:41
この時点の関連語:志乃(9), 売名(5), マスコミ(5)

栞のもとに電話がかかってきた。堂島新報の山口という記者からだった。

山口は、「震災への寄付は、売名行為ではないかという声がある」と栞に質問した。栞が回答を拒否すると、山口は「社長は東京の出身ですが、実のお母さんはご無事でしたか?」と聞いてきた。山口はいろいろと栞のことをかぎまわったようだ。栞は、すぐに電話を切った。

 

なおこの直後の場面では、志乃がなにか、顔に手を当て神妙な顔をしていた。思い出したのだろうか。

この時点のSNSでの反応:

栞様は売名目的で支援するような人じゃないです
ボランティアを売名行為ってひでーな記者
志乃さんのこの顔は、思い出したのだろうか

以下の節では、あらすじ又はネタバレや、史実・原作に基づく解説などが含まれます。

その他あらすじ、ネタバレ等

今回は、キースとアサリのシーンもあった。

アサリが「元気だせや」と言うが、キースは「なんもわからんくせに、ほっといてくれ」と言う。

アサリは、コンビを再結成してもいい、と言うが、キースは「地震のこと考えたら、笑うことでけへん。まして人を笑わせるやなんて。今はそんな気になれんわ」と言った。

キース、完全なショック状態に陥っている。

 

栞と志乃の関係とともに、キースの立ち直りも描かれると思われる。

また、久しぶりにりんが登場した。救援物資として薬を提供。さすが薬屋だ。

藤岡屋の支店が、道修町にできたとのことである。道修町は江戸時代から薬を扱う町であり、今でも「薬の町」として知られている。現在の大阪府大阪市中央区にある。

ここまであらすじ・ネタバレ・解説部分でした。

視聴者の概況

SNSの投稿数やユーザー数の集計です。これによりこのドラマのSNSにおける影響度や視聴者の動向を分析します。SNS版の視聴率のようなものだと思います。

投稿数とユーザ数の括弧内は、放送時間帯の第1,第2,第3,第4四半期,放送後3分間の各値。

・投稿数:765(Q1:73, Q2:130, Q3:213, Q4:227, 放送後3分間:122)
・ユーザ数:296(Q1:55, Q2:86, Q3:136, Q4:157, 放送後3分間:113)
・SNSでの影響度数(独自指標):809

 

前回の記事はこちら

数値化された評価と感想

最後にSNSのデータを基にした評価を確認します。

評価グラフ

今回はやや低めの評価となった。

栞と志乃の関係はわかったが、まだそれをお互いに明かしていない、という状況。なんか何度も観たことがあるような話。

この後の展開だが、ベタベタな展開が用意されたてそうでちょっと怖い。予想をいい意味で裏切る展開になるか、ベタベタでもいいから完成度の高いベタベタじゃないと視聴者は満足しないかなと思う。

ネタバレのところでちょっと書いたが、藤岡屋が支店を設けた大阪の道修町(りんが発言)には、現在でも小林製薬本社、塩野義製薬本社、武田薬品本社など名だたる企業が本店、支店を構えている。